2026年の桜シーズンが始まりました。東京では3月18〜19日に開花が発表され、京都・大阪は3月24日頃の見込みです(日本気象株式会社)。
「桜シーズンのプロモーションはもう間に合わない」と感じている方も多いかもしれません。しかし、インバウンド集客は旅マエの広告だけではありません。桜シーズン中の「旅ナカ対応」と、来シーズンに向けた「コンテンツの仕込み」は、むしろ今が最適なタイミングです。
本記事では、2025年の桜シーズン実績データをもとに、今すぐ取り組めるアクションと、来年こそ成果を出すための準備を整理します。
桜シーズンのインバウンド規模
2025年3〜4月の訪日外客数は合計約740万人。4月には単月過去最高の390万8,900人(前年同月比28.5%増)を記録しました(JNTO)。訪日外国人の52%が「桜の鑑賞」を体験したいと回答しており(DBJ・JTBF)、桜は日本最大級の観光コンテンツです。
今この瞬間にも数百万人規模の訪日客が日本各地を訪れています。この人たちに「選ばれる」ための施策は、今からでも打てます。
今すぐできる「旅ナカ施策」:目の前の訪日客を逃さない
桜シーズン中に来日している訪日客に向けた施策は、大がかりな準備がなくても始められます。ポイントは、「すでに日本にいる旅行者の行動導線に入り込む」ことがポイントです。

1.Google Maps
口コミ対応:多言語での施設情報(営業時間・メニュー・アクセス)を整備するだけで検索結果の表示優位性が変わります。英語や中国語での口コミ返信も、次の旅行者の意思決定に直接影響します。桜シーズンに蓄積される評価は年間を通じた集客資産になります。
2.SNSでのリアルタイム開花情報
「今どこで咲いているか」は訪日客が最も求めている情報です。小紅書では「#日本櫻花季」関連の投稿が2.5億回以上再生されています。Instagram、TikTok、小紅書(RED)それぞれのプラットフォーム特性に合わせた言語・フォーマットで発信することが重要です。
3.多言語案内の簡易整備
「花見弁当あります」「ライトアップは19時から」といった簡潔な案内でも、英語・中国語・韓国語があるだけで購買行動は大きく変わります。
桜シーズン中にやるべき「来年への仕込み」
桜シーズンは集客の場であると同時に、来年の「素材収集」の最大の機会です。
コンテンツ素材の撮影:来年の旅マエプロモーション(12〜2月)に使う写真・動画は、今年中に撮影するのが最も効率的です。小紅書向けには「映える構図+実用情報」、Instagram向けには「世界観のある写真」、TikTok向けには「短尺の臨場感ある動画」と、届け先によって求められる形式は異なります。
現場のインサイト収集:訪日客がどこで立ち止まり、何を撮影し、どんな体験に満足しているか。この一次情報が来年の戦略を組み立てる上で最も価値あるデータです。
プロモーションスケジュールの逆算:桜シーズンのプロモーションは半年前(9〜10月)から設計を始めるのが理想です。
- 9〜10月:戦略設計・ターゲット市場の選定
- 11〜12月:コンテンツ制作・インフルエンサー/KOLの選定
- 1〜2月:旅マエ情報発信の本格開始
- 3〜4月:旅ナカ施策・リアルタイム発信
今年のうちにこの枠組みを決めておくだけで、来年は大きく差がつきます。
まとめ:桜シーズンは「始まり」にする
桜シーズンの訪日客は約740万人、経済効果は約1.4兆円(関西大学・宮本勝浩名誉教授試算)。この市場を取りに行くには、「いつ・誰に・何を・どのプラットフォームで届けるか」の戦略設計が欠かせません。
私たちENGAWAは、20カ国以上の多言語ネイティブスタッフが在籍し、市場ごとのSNS運用からコンテンツ制作、インフルエンサー施策まで一気通貫で支援しています。「来年こそ本格的に取り組みたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
出典/参考:
- 日本気象株式会社「2026年桜の開花・満開予想」(2026年3月5日発表、第7回)
- 日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2025年4月推計値)」(2025年5月21日発表)
- 日本政策投資銀行(DBJ)・日本交通公社(JTBF)「アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(2025年度版)」(2025年11月6日発表)
- 関西大学「宮本勝浩名誉教授が推定 2025年のお花見の経済効果は約1兆3,878億円」(2025年3月発表)
訪日外国人向けプロモーションをご検討の方へ
ENGAWA株式会社では、自社英語メディア「Tokyo Weekender」をはじめ、世界15ヵ国・地域22拠点の海外支社と連携しながら、国内外のKOLやインフルエンサーを起用したプロモーションが可能です。各国の最適なプロモーション手法の選定や、社内のネイティブスタッフによるコンテンツ企画、撮影投稿制作ディレクション、SNS広告運用など、ネイティブ視点で対象国のトレンドやニーズに合わせた最適なプロモーション施策をご提案いたします。
外国人向けプロモーションに関してご質問・ご相談等ございましたら、詳細な実例を含めた資料をご案内させていただくことも可能ですので、お気軽に弊社までお問い合わせください。



